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記事について

海洋小説 《曙光》 MORGENROODの作者、および当サイトの運営者情報とプロフィールを掲載しています。

TOMOKO ISHIDA
目次

About Me

当サイトの運営者は下記の通りです。

運営者石田朋子
連絡先web@novella.works
サイトの内容作品の詳細、および抜粋。心と科学のコラム。
作中に登場する海中技術、建築・土木などのリファレンス(動画と画像)
サイトURLhttps://morgenrood.com
Kindle 著者ページhttps://amzn.to/32Pyq0v
関連サイトNovella 文芸コラム https://novella.works
小説の書き方とWordPressの小技 https://novella.one

プロフィール

1998年に最初のホームページを開設。メルマガ&WEB運営を手掛ける。
看護学校卒業後、医療機関に勤務。
2002年に東欧に移住。

海洋科学との出会い

私が『科学』に魅せられたのは、幼少時より、NHKや民放の科学番組(昭和時代は良質なTV番組がたくさん放送されていた)に親しんできたこともありますが、「正しく知れば、恐怖は克服できる」ということを身をもって体験した理由が大きいです。

こう見えても、幼少時は非常に病弱で、思春期まで持たないだろうと言われていたこともありました。同年代の子供に比べたら、入院、手術、検査の機会も多かったです(プロ患児)。

となると、必然的に「白衣を着た成人男性」が身近な存在になり、ドイツ語を駆使する家庭医への憧れも深まります。昭和時代のカルテはドイツ語で記載されていたので、ドイツ語で独り言を言いながら、万年筆でドイツ語の医学用語をカルテに書き付ける姿が子供心に非常にクールに見えたわけですね。(がんはクレブス、患者はクランケ、ブドウ糖はツッカーと呼ぶ)

そんでもって、昭和の時代には、スマホもタブレットも、パソコンすらありませんから、病児の暇つぶしといえば、『本』一択になります。子供部屋にTVを置いてもらえるほど裕福な家庭でもなかったので、一日中、高熱にうなされながら、じーっと白い天井を見上げて過ごす子供の最大の娯楽といえば、『ぐりとぐら』であり、『めばえ』であり、『図鑑』だったのです。

私があまりに病弱なので、私の枕許には、常に厚さ10センチほどある『家庭用医学事典』が置いてありました。

それが自分の愛読書になるまで、時間はかかりませんでした。

難しい漢字は読めなくても、内臓の写真や症例の挿し絵があまりに綺麗なので、毎日、飽くことなく分厚い医学事典を眺め、小学校に上がる頃には、人体の解剖図や病理はもちろん、子供の作り方に至るまで直観的に理解し、いっぱしの『保健と人体の図鑑マニア』になっていました。

私がそうまで興味をひかれたのは、「自分の身に起きていることを正しく識りたい」という動機と、「できれば自分で治したい」という思いからでした。

発熱の機序も、喉の痛みも、正しく理解すれば、やみくもに恐れることはありません。

細菌と白血球の関係を知れば、自分の肉体が蝕まれているのではなく、「細菌との闘い」と受け止めることができます。

痛い注射も、解剖学を知れば、あの鋭い針が骨まで到達するわけではないと理解できます。

私にとって「学び」とは、恐怖の克服に他ならなかったわけですね。

似たような経験に、雷恐怖症の克服があります。

幼い頃、雷が怖くて怖くて、ちょっとでも「ゴロゴロ」という音を耳にしたら、布団をかぶるか、押し入れに隠れるか、両耳を塞いでガタガタ震えるほどの恐怖症でした。

ところが、小学校の3年~4年生の頃、『なぜなに お天気のふしぎ』という科学漫画を読み、雷の正体や発生の機序を知ったら、あれほど重症だった雷恐怖症がぴたりと治ってしまったんですね。それどころか、夕立の中をジャブジャブ駆け回るほど元気になりました。「雷、この状況で、落雷できるものなら、落雷してみろ~!」と雷に喧嘩を売るぐらい。

その時、つくづく思ったのです。

正しく識れば、恐怖は消える。科学って、凄い、と。

以来、天体もの、火山もの、等々、矢追潤一のUFOスペシャルから川口宏の探検隊シリーズに至るまで幅広く親しみ、月刊『ムー』の付録のエスパーカードとか真剣にやってたこともありましたが、京都市立青少年科学センターに鍛えられて、今に至ります。

海洋科学に魅せられたのは、海底鉱物資源に己を重ね見たからでしょう。

暗くて深~い海底に、じーっとしているマンガン団塊って、まるで私みたい。

それを探しに来る潜水艇『しんかい』さんは、まさに私を拾いに来てくれる白馬の騎士だと。

今でも宇宙よりは深海が好きだし、なぜ世の人々はJAXA(宇宙航空研究開発機構)ばかり話題にして、JAMSTEC(海洋研究開発機構)には見向きもしないんだろう、プンプン! と理不尽な思いに囚われることもしばしばです。

もっと海のことを知って欲しいし、海洋学はもちろん、地学のエキスパートも育って欲しいです。

そんな理由もあって、海洋小説を書きました。

主人公の思いは私の思いです。

ずっと一緒に深海を旅することができて、幸せでした。

本作を通じて、一人でもたくさんの JAMSTEC LOVER が増えれば嬉しいです。

しんかい
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